12月にゃんこ便り

 12月に入り寒い日が続いています。空気が澄んでいるせいか、にゃんこからも雪をかぶった富士山がきれいに見えており、窓を開けるのを楽しみにされている方もいるようです。暖房をつける機会も増え、皆さん眠気と闘いながらも日々内職作業に励んでいます。

 

 

 前回のブログで経過をお伝えしていた親睦会を、10月21日に開催しました。今年は事業所内で実施し、前半はお寿司を食べながら雑談を、後半はゲームを通してそれぞれ親睦を深めました。前半は食事を楽しむだけではなく、苦手なお寿司のネタを交渉して交換するなどコミュニケーション力を発揮したり、お皿洗いやゴミの分別を協力しながら行いました。後半のゲームでは、UNO、トランプ、麻雀、ポータブルゲーム組に分かれ、特にUNOは久々にやられた方が多く、懐かしさもあり、非常に盛り上がっていました。また、今年は理事長にもお越しいただき、交流する機会を設けました。日頃から名前を目にすることがありながらも顔を合わせる機会がなく、どんな方か興味津々の様子でした。当日は、「どうして理事長になられたのですか?」「どんなことをされているのですか?」などの質問をされていました。理事長はとても気さくな方で、利用者の方も緊張せずに普段通り接することもでき、UNOではなんと理事長にドロー4を仕掛ける強者もおりました。昨年から始めた親睦会ですが、年に一度全員が顔を合わせる機会があることは、とても意味のある事だと感じています。親睦会を通して交流を図るとともに、作業を頑張ろうと思えるきっかけにもなればと思います。  

 

 

 内職作業では、11月後半から12月前半にかけて、新規作業を二つ受託しました。一つ目は、2枚のチラシを三つ折りにし、封入する仕事です。シンプルな作業ですが、折り目を揃えることやチラシの向きを間違えないことなどに注意し、慎重に取り組まれていました。二つ目は、企業が取引先に配布するカレンダーや手帳を梱包する仕事です。緩衝材(プチプチ?)でくるんだり、カレンダーをきれいにまとめたりと、しわや汚れがつかいように気を配りながらの作業となりました。両方とも無事期日内に納めることができ、ほっとしています。新しい作業は緊張もある反面、効率の良いやり方を考えたりお互い教えあったりと、普段の慣れている作業とは違った刺激があったようで、今後も作業開拓は課題として進めていきたいと思います。

 

 

 早いもので、今年も残りわずかとなりました。日頃より内職を提供して下さる企業の皆様には大変お世話になりました。そして、毎日元気に通所してくださる利用者の皆様(ブログを見てくれている方はいるのか!?)、お疲れ様でした。にゃんこの館は明日から1月5日まで冬休みに入ります。しっかりリフレッシュして、また来年元気に頑張りましょう。ひとまず、今日の午後の大掃除をよろしくお願いします。