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6~7月のにゃんこ便り

 暦のうえでは立秋を迎えたものの、まだまだ暑さの厳しい日が続いています。前回に引き続き更新が遅れてしまいましたが、近況報告をさせていただきます。    

 にゃんこでは公園の清掃を受託しており、週に2回の定期清掃と雑草の伸び具合に応じて除草を行っています。この時期の屋外の作業は本当に厳しく、気温が上がりきる前の朝に実施したり、飲み物、帽子、保冷剤など熱中症対策をしながら、暑さに負けずに頑張っています。清掃に参加した方の表情などから、疲労感とともに充実した様子もうかがえます。また、就職に向けた体力づくりにも活かされています。まだまだ残暑が厳しい日が続きますが、体に無理のない範囲で続けていければと思います。  

 内職作業は、シール貼りやねじ封入作業などを継続的に実施していますが、7月には、新たにキーホルダーの封入作業を受託しました。キーホルダーにチェーンを取り付けて台紙に固定し、封入するものです。かわいらしいアニメのキャラクターだったこともあり、「何のアニメだろう?」など話しながら、楽しく作業をされていたのが印象的でした。初めての作業ではうまくいかないこともたくさんありますが、苦手な工程に根気強く取り組んだり、効率の良い方法を考えたりと、各々が作業と向き合いながら取り組まれていました。今後も新しい作業に積極的に挑戦していければと思います。    

 レクレーションでは、7月28日に、はとバスを利用して群馬県に出かけました。鉄道文化村では、昭和の時代に活躍したSLや電車が展示されており、「懐かしい」「昔これに乗って旅行に出かけた」との声が聞かれました。模型もたくさん展示されており、プラレールなどを見ていると、鉄道マニアの気持ちが少しわかったような気がします。午後は世界遺産の富岡製糸場を見学しました。明治時代の建物や機械がそのまま保存されており、近代的な造りに「明治時代の建物とは思えない」など、一同驚いていました。その後もガイドさんから当時の様子を熱心に聞いたり、資料に目を通したり、お土産を探したりと各々のペースで過ごしていました。これまでのレクレーションでは景勝地やテーマパークに出かけることが多かったのですが、今回は文化的な場所に出かけたことで、楽しむだけでなく、色々と学ぶことも多く一味違ったレクとなったようです。参加者が6名と少数だったこともあり、多くの方が参加できるレクレーションも企画していきたいと思います。   このところ見学の問い合わせが増えてきています。新しい方が入ることで、新たな繋がりが出来たり、にゃんこの事を教え合ったりしながら、それぞれが自分らしく過ごしていければと思います。