今回は2月の様子を中心にお伝えします。
にゃんこの館では、地震や火災などの災害対策として、年に2回の防災訓練と毎月の防災学習会を実施しています。2月は、その一環として、帰宅困難時に施設で食事をとる体験として、保存食を使った炊き出し演習を行い、「意外とおいしい」「量が少なかった」などの感想が上がりました。いつ災害が来るかわからないなかで、体験しておくことの大事さを改めて実感しました。防災については、今後も継続して取り組んでいく予定です。
次に、作業についてお話しします。作業は、にゃんこの館の活動の中心です。利用者それぞれが体調や利用目的に応じて、作業をする時間を決めています。作業の種類は、サイト内の作業のページを見ていただくとイメージがしやすいかと思いますが、「食品容器のシール貼り」「自動車部品の加工」「ドッグフードの袋詰め」「公園清掃」などが毎日あり、スポットで「チラシ封入・封緘」「本の装飾」などが入ります。今後は、自主製品も構想に入れながら、色々と取り組んでいきたいと思います。また、3月は「本の装飾」作業が始まる時期です。内容は、全国約200ヵ所の本屋さんに置く受験案内本の見本作成です。様々なシールを貼ったり、カバーをテープで補強する工程や、指定の場所にインデックスを取り付ける工程もあります。また、破れやすいページを補強する工程では、破かないように細心の注意が必要で、より丁寧さが求められます。全部で20工程以上ありますが、みんなで分担しながら、ひとつひとつ丁寧に取り組んでいます。毎年恒例の作業なので、この作業が始まると、春が近づいていることが実感できます。
来月以降、少しずつプログラムについてもお伝えしていきたいと思います。
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河口 (金曜日, 06 9月 2019 19:15)
太田さん、ハンコ間違えてごめんなさい。